4OCT2019 小説 6. 「初めてのクエスト」Ⅱ それから歩くこと、大体20分くらい。幸運なことにモンスターと出会うこともなく、日が沈む前に俺達は木々の切れ目に建物の屋根を見ることができた。 「町だぁ!」…
27SEP2019 小説 5.「初めてのクエスト」 I 女神様に安全な町に一番近い森の中に扉を作った、と言われ、俺達は神殿から出て、町に向かって歩き始めた、のだけれど。 「重い……まだ何分も歩いてないけど、重く…
20SEP2019 小説 4.「手練の初心者」 さて、魔王封印のために戦う、と約束した俺達だったけれど、具体的に何をすれば良いかは全く知らなかった。 まさかいきなり魔王城みたいなのがあって、そこにたった…
30AUG2019 小説 1.「邂逅」Ⅰ 「初めまして、異世界の冒険者よ。私はアルメスの均衡を保つ女神」 頭の上から声が降ってくる。 柔らかくて穏やかで、きっと顔も声と同じように穏やかそうなんだろうな…